1930年代より、サンフランシスコとホノルルを結ぶ航路を本格的に就航させたマトソン・ライン。
その豪華客船の船内レストランで使われていたメニューの表紙がモチーフとなっている。デザインしたのは当時活躍していたデザイナー、ユージン・サベージ。
彼が手掛けた表紙をもとに、京都でスケッチを描き、精密なプリントの型を摺り重ねて作られたもので、当時の日本の職人たちの高度な技術を象徴する柄のひとつ。
デザインやプリントの技法など、どの観点においても希少価値の高さが明らかな一枚で、コレクターからの支持も厚い。
アロハシャツの歴史を語る上で欠かせないキーワードとして「日本製の生地」がある。
その生産に携わり、日本からハワイとアメリカ本土への流通ルートを確立した人物、イサム・タカブキ。
彼は自身の二重国籍を利用してハワイと日本を行き来。
戦後すぐに京都の古い学校を改修して生地のプリント工場、アロハ貿易を設立した。続いてハワイでヴィクトリー・インポートという商社を、大阪で子会社の太平洋貿易を立ち上げて、プリント生地を日本からハワイへ輸出。
その当時、ヴィクトリー・インポートが展開していたブランドのひとつが、パリ・ハワイアン・スタイルである。
年代:1950年代中期
捺染:オーバープリント
柄パターン:オールオーバー・パターン
- Detail 商品詳細
素材:レーヨン壁縮緬
ボタン:バンブーボタン
SIZE CHART(cm)
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